トラベルソのこと。

2018.03.04 update

私が古楽と出会ったのは大学4年生の時。
卒業演奏では真っ赤なドレスでカルメンファンタジーをやりたい!なんて若気の至りなことを考えていたのですが(笑)、師匠に話すと、モーツァルトのG-Durのコンチェルトをやることを勧められたのでした。(当時はその意味を理解していなかったけれど、本当にありがたいことだと今は思います。)

そうしてモーツァルトを練習する中で、どうもしっくりいかない感覚があり、その問題を解決するヒントを探していろいろな録音を聴きました。その時に、これだ!!と思えたのがリーザ・ベズノシウクさん&エンシェント室内管弦楽団の演奏だったのです。

その後、自分でもやってみたくなり、古楽セミナーに行ったり、レッスンを受けたりしたのですが、モダンフルートとの吹き分けに悩み封印、、。そして、その古楽セミナーでルイロット吹きの方と出会ったのをきっかけに、フランスのオールドの世界へハマって行ったのでした。

ですが、先日、バロックオーボエを持って遊びに来てくださった方がいて、久しぶりにトラベルソを出してきて合わせてみたら、運指や吹き方を思い出すのに苦労しながらも、やはり、その響きが本当に幸せでした!
(バロックオーボエとバロックファゴットとトラベルソ。もっとカッコいい集合写真が撮れたらよかったなぁ、、笑)

そして、自分でも少し驚いたのが、以前は、もっと、モダンフルートとトラベルソの吹き分けに苦労したのですが、前よりもスムーズに行ったり来たりできるようになっていたこと。そして、それぞれに相乗効果があるように感じたこと。それはここ数年、フランスの洋銀オールドフルートを吹いてきたことと、今使っている楽器の特性が関係しているように思います。

(写真は夏に撮ってもらった、愛用のCouesnon Model-Monopole と私。)

そんなわけで、しばらく封印していたトラベルソをまた練習し始めました。ピリオド楽器をお持ちの方は、ぜひ遊びに来てくださいねー!