東京へ。

2017.11.20 update

今月上旬は久しぶりに東京へ行っていました。
そのいちばんの目的はこちら。

大好きな、大尊敬するピアニスト、アレクセイ・リュビモフさんのリサイタルを聴きに。

私がリュビモフさんの大ファンになったのは、こちらのCDがきっかけでした。

復元エラールでのベートーベン。

リュビモフさんの演奏は、この楽器だからこその魅力に溢れながらも、楽器がどう、なんていうことはすっかり忘れさせてくれるくらいに、全てを超越して、音楽が生き生きと表現されているところが大好きです。

私も、こだわりを持って古い楽器を使っていますが、こんな風に音楽ができたら!といつも憧れます。

そんな経緯でファンになったリュビモフさんだったので、私は、楽器も、レパートリーも、どちらかというと古いもののイメージの方が強かったのですが、今回、特に特に素晴らしかったのがシルヴェストロフの作品。

コンサートの開催にあたっては、色々とあったようですが、私は、とにかく、リュビモフさんの演奏するシルヴェストロフを生で聴けたということに感謝でいっぱいです。
(正直言うと、もっと音響のいいホール、良いコンディションのピアノがあれば、という思いはありますが‥)

なにやら、これからも、リュビモフ&シルヴェストロフのコンサートが開催されそうな情報を耳にして‥次回もぜひ聴きに行きたいと思っています。

私は普段は田舎でのんびりしているのが好きなのですが、今回、コンサートを聴いたり、美術展に足を運んだりして、たくさんの素晴らしいアートに触れられる東京いう街に改めて感動しました。やっぱり、時々、行きたいなぁ。

〜番外編〜
とある音楽関係者の方と、下町の酒場で飲んだのもとても楽しかったです!
日本酒を調子よく飲みすぎた私、、(笑)


ベリーダンスショー終了!

2017.11.16 update

すっかり報告が遅くなってしまいましたが‥
ベリーダンス2公演、無事終了致しました〜!
お越し下さった方、色々と協力して下さった方、そして素敵な共演者の皆さん、どうもありがとうございました♡

3年程前に道東で共演させていただいたアイラさんとのご縁が、ナオミさんのおかげでこんな風に函館へ繋がったのが本当に嬉しく、また、小田桐さんのカリンバやミルトーン、タラブッカによって、さらにその世界が広がり、深まり‥感激でした!

それだけではなく、私がこの街で出会って大好きな鍵盤奏者の相馬さんにもサロンエラールの公演ではゲスト出演いただき、ご自身もピアノを弾かれピアノを愛するアイラさんとのコラボレーションがまたとても素敵でした。

私は、自分が演奏しない間、写真を撮ろうとカメラを構えたのですが、わずかなシャッター音すら邪魔になる世界が広がっていて、ほとんど、シャッターを切ることができませんでした。

とてもとても美しい舞の瞬間をご覧いただけないのが残念なのですが‥次回の構想も膨らんでいますので、その際に是非足を運んでいただければと思います^^

というわけで、集合写真のみですが。
1公演目「月に寄せる詩」。

2公演目「女神たちの語らい」。

みなさま、本当にありがとうございました!


ベリーダンスショー。

2017.09.16 update

東京を中心に活躍していらっしゃるベリーダンサーのAylaさんと、その生徒さんで函館出身のNaomiさんが来月お越しくださることになりました!私もフルートでベリーダンスショーにご一緒させていただきます^^まずはこちらを〜



私は、ベリーダンスにはセクシーな踊りというイメージを持っていたのですが、数年前にAylaさんと共演させていただいて、それだけではない奥深さを知り、すっかりファンになりました。

その歴史は定かではありませんが、一説には、女神信仰や、出産祈願、豊穣祈願のために踊られてきたとも言われています。ハーレムの妖艶な踊りというイメージを持たれる方も多いかも知れませんが、実は、巫女的な存在であり、女性が女性のために踊ってきた、という歴史があったようです。

その神秘性や女神性にすっかり魅了されている私は、今回のステージは女性の方にたくさん見てもらえたら嬉しいな、と思っています(もちろん男性のお客様も大歓迎です!)。

そして、音楽は、とても素敵な、そして幅広い活動をしていらっしゃっるパーカッションの小田桐さんとご一緒させていただきます!

ルネサンスの舞曲から、アラビア的な即興、小田桐さんのカリンバやミルトーンなど、多彩な音楽とベリーダンスの融合、ワクワクしながら準備中です。たくさんの方にお越しいただけましたら嬉しいです!どうぞよろしくお願い致します^^


管楽器の発音と言語のこと。

2017.08.11 update

私がフランスのオールドフルートを使うようになってからずっと気になっていたこと。それは、フランスの楽器と相性のいい発音はどういうものか、ということ。

私は最初に基礎を習った先生がドイツで勉強された方だったので、もともとはドイツ語的な発音をしていました。子音が強く、終わりには「N」の発音が入って‥。あとは口腔の比較的の奥の方を使う感じなど。大学で声楽の授業があり、ドイツ歌曲を歌った時に、フルートでやっていることと同じだ!と、その頃は嬉しく思ったのですが‥。

ケノンのモイーズモデルと呼ばれる楽器を使うようになってから、想定されている奏法と自分の奏法にズレがあることを感じました。そこが上手くリンクしないとこの楽器の本領を発揮できないので、ひとつひとつ検証してみたのですが、なかなか解決できなかったのが発音の問題。フランス語的な口の使い方をすれば上手くいきそうだなぁ‥とは感じていたのですが、なかなかそこを掘り下げることができず‥。

ですが、先日、コルというフランス式のホルンを吹いていらっしゃる方がお越しくださり、本場でレッスンを受けていらっしゃった経験や語学に関する豊富な知識から色々とお話いただいて、たくさんのヒントをいただきました!

そして、フランスに関係することだけではなく、関西弁の発音が奏法に影響しているのではないかという私の密かな悩みにも、言語学的な解説と、同じようになっていた人の例を教えてくださったので、本当に助かりました。関西弁は嫌いではないのですが、クラシックを演奏する時には、少し邪魔になることがあるように私は感じています‥。

今は奏法の面でもグローバル化が進み、それが楽器にも反映されているので、現代の楽器を持てばこういうことはあまり感じないのかも知れません。でも、そういう時代だからこそでしょうか、私は、特徴的なサウンドを面白いと感じたり、絶滅危惧種のような楽器の響きを美しく感じたりすることが多いので、それらをこれからも研究していきたいと思います!

貴重なお話をたくさん聞かせて下さったコル奏者さん、本当にありがとうございました!


中川敬さんライブ

2017.06.29 update

7月4日(火)に想苑さんにて、中川敬さんのライブがあります。とても楽しみにする中で、色々な思いが溢れてきて、ちょっと書いておきたいな、と思ったので、長くなりそうですが、よろしければお付き合い下さい。

私が「満月の夕」という曲に出会ったのは、東日本大震災のあと。たくさんのミュージシャンがこの曲を歌うのを聴いて、作ったのはどんな人だろう、と調べ、阪神大震災の時に生まれた曲だということを知りました。私は、兵庫県の出身で、実家などには被害はなかったけれど、あの揺れを経験したひとりとして、より詳しく知りたくて、ソウルフラワーユニオンの本を買いました。

ロックミュージシャンが、エレキギターを三線に持ち替え、ドラムはチンドン太鼓やチャンゴに、電気が通っていない時は、マイクの代わりにメガホンや拡声器を持って。そして、音楽は、お年寄りの方のために、戦前戦後の流行り歌や民謡を‥。

私は東日本大震災のあと、何も言えず、何もできずにいました。音楽で何かをしたい、なんていうのは、とてもおこがましいことではないかと、ずっと自問自答していました。

そんな中で、ソウルフラワーユニオンの活動を知り、自分の中での答えを見つけることができました。

この映像を見る時、ここにいらっしゃる方々とこの曲が、一緒に歩んで来た道のりを思わずにはいられません。

私は満月の夕の中の、「解き放て、命で笑え」という歌詞にとても共感します。

突然の災害で、家を失った人、大切な人を失った人‥
その悲しみが消えることはないかも知れないけれど、この歌の一瞬でも、それを解き放って、命で笑う、とても力強い歌詞だと思います。

今では、たくさんのミュージシャンがカバーしていますが、私はやっぱり中川さんの歌が好きです。

きっと今度の函館公演でも歌ってくれるはず。生で聴いたら絶対に泣いてしまうと思うので、ハンカチを忘れずに持って行きます!