ルネ・ル・ロワのこと。

2018.09.11 update

私が古き良きフランスのフルートに魅せられまず聴いたのは、フェルナン・デュフレーヌ。そして、金のルイロットを吹いていた頃のランパルの録音を集め‥。maillechortの楽器に出会ってからモイーズを聴くようになり、最近はさらに興味の対象が広がっています。いつも感じるのは、それぞれに素晴らしい!ということ。私はやはりこの時代の(と言っても随分広い、笑)フランスの奏者が大好きです。

そんな中で出会ったのが、ルネ・ル・ロワ。私よりもずっと上の世代の方は録音などにも触れていらっしゃったかも知れませんが、私にとっては「オネゲルの『めやぎの踊り 』を献呈された人」ということがまず頭に浮かび、資料の中でお名前はよくお見かけするけれど演奏の印象は浮かばない、そんな人でありました。

が、しかし!この演奏を聴いてから、ルロワさんのことをもっと知りたい!と思うようになりました。ピアノも美しい‥。

いろいろと調べてみたところ、なんと!昭和48年に日本で教本が出版されていたことを発見!

探して探して‥

ようやく手に入れることができましたー!!

ルロワさん、想像した以上に論理的な方で、私にとっては目から鱗が落ちるような解説がたくさんありました。
長くなってしまいそうなので、私がこの教本を読んで感じたこと、考えたことは次の機会に書きたいと思います!


初心者の方も大歓迎です!

2018.08.06 update

私は何かとマニアックで凝り性・・(笑)で、つい、こちらでもそういったお話が多くなってしまうのですが、レッスンは初心者の方も大歓迎です!

最近、初心者の方が来てくださるようになり、久しぶりに、島村楽器でインストラクターをしていた頃や、道新文化センターで講師をしていた頃に作った楽譜を引っ張り出して来ました!

そこでのレッスンは、趣味で始める大人の方を対象にしているので、子どもや中高生を教えるのとはまた少し違います。島村楽器で社長が「音楽のはずが、音が苦になってしまわないように」とおっしゃったこと。研修で「自分が受けてきたレッスンの再現をしてはいけない」と教わったことは、会社を離れてもずっと忘れずにいます。

例えば、大人の初心者の方は、いきなりアルテスというのも少しハードルが高い場合があり、そういう時には、今出せる音域で、楽しめる曲を、と作ったのがこの楽譜です。

今日お越し下さった方は、前回体験、今日が2回目だったのですが、かっこうやキラキラ星をピアノ伴奏と合わせることができ、楽しかった!と言って下さり私もとても嬉しいです。実は私は、コードで色々なジャンルの音楽の伴奏をするのがとても好きなので、これからも楽しみにしています!

今できることを、楽しく。そして、美しく。少しずつ深く。

レッスンで大切にしていることでもあり、私自身が大切にしていることでもあります。

函館に引っ越してきて2年が過ぎ、少しずつ輪が広がっていくのが嬉しいです。

興味をお持ちの方はぜひいらして下さい^^

(Photo by EDo-mae Recordings Tomoyuki Shikama)


Love&Peaceコンサートin釧路

2018.06.11 update

多才なアーティスト、大友剛さんとのLove&Peaceコンサート、とても楽しく終えることができました!

大友さんの即興演奏から始まり、マジックショー、リクエストコーナーに続き、ピアノとフルートのデュオ。笑いあり、涙あり、盛りだくさんのコンサートは大友さんならでは。お客様がみなさん、とてもいい表情をしていらしゃったのが印象的でした。

ひとつひとつ、とても思い入れのある選曲だったのですが、それが、お客様にも確かに伝わった感触があり、また、そのような感想をたくさんいただき、本当に嬉しいです。

音楽をするということは、生きることと密接に繋がっていて、だからこそ、私たちが今生きている、世界、社会、とも、切り離すことはできないと、私は常々思います。

みんなで笑って、みんなで泣いて。みんなでちょっと考えて。

いろんな思いを共有しながら、人々が幸せに暮らせる世界が実現していきますように。

そんな願いで行った、このLove&Peaceコンサート。

お越しくださった方、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
また来年、お会いできることを楽しみにしています!


お問い合わせについて。

2018.04.15 update

新学期も始まり、レッスンについて、お問い合わせをいただくことも増えてきました。その中で、私がお返事をしたのに届いていなかったということが発覚!!
今回は、再度お問い合わせをしてくださったことでわかったのですが、もしかしたらこれまでもそういうことがあったのかも知れません、、ガーン、、。

お問い合わせに私が返信をしても、その後全く連絡がない方がいらっしゃったりして、そういう時代なのかしら、と寂しく思っていたのですが、違った可能性が、、。そして、お返事が届かなかった方も、きっと残念に思われたことでしょう、、。申し訳ありませんでした。

私は、お問い合わせに返事をしないということは絶対にありませんので、そのようなことがありましたら、お手数ですが、返事が届きません!と再度ご連絡いただければ助かります。

みなさまが素敵な春を始められますように。
(春らしい衣装を着てみたのでパシャ。)


トラベルソとの出会い。

2018.03.04 update

私が古楽と出会ったのは大学4年生の時。
卒業演奏では真っ赤なドレスでカルメンファンタジーをやりたい!なんて若気の至りなことを考えていたのですが、師匠に話すと「お前みたいなやつはモーツァルトをやれ!」と言われ(笑)、モーツァルトのG-Durのコンチェルトを演奏することになったのでした。(当時はその意味を理解していなかったけれど、本当にありがたいことだと今は思います。)

そうしてモーツァルトを練習する中で、どうもしっくりいかない感覚があり、その問題を解決するヒントを探していろいろな録音を聴きました。その時に唯一「これだ!!」と思えたのがリーザ・ベズノシウクさん&エンシェント室内管弦楽団の演奏だったのです。

その後、自分でもやってみたくなり、古楽セミナーに行ったり、レッスンを受けたりしたのですが、モダンフルートとの吹き分けに悩み封印・・。そして、その古楽セミナーでルイロット吹きの方と出会ったのをきっかけに、フランスのオールドフルートの世界へハマって行ったのでした。

ですが、先日、バロックオーボエを持って遊びに来てくださった方がいて、久しぶりにトラベルソを出してきて合わせてみたら、運指や吹き方を思い出すのに苦労しながらも、やはり、その響きが本当に幸せでした!
(バロックオーボエとバロックファゴットとトラベルソ。もっとカッコいい集合写真が撮れたらよかったなぁ、、笑)

そして、自分でも少し驚いたのが、以前は、もっと、モダンフルートとトラベルソの吹き分けに苦労したのですが、前よりもスムーズに行ったり来たりできるようになっていたこと。そして、それぞれに相乗効果があるように感じたこと。それはここ数年、フランスの洋銀オールドフルートを吹いてきたことと、今使っている楽器の特性が関係しているように思います。

(写真は夏に撮ってもらった、愛用のCouesnon Model-Monopole と私。)

そんなわけで、しばらく封印していたトラベルソをまた練習し始めました。ピリオド楽器をお持ちの方は、ぜひ遊びに来てくださいね!