増永弘昭先生の思い出
私は学生時代に数回、増永弘昭先生のレッスンを受講させていただきました。先生がお亡くなりになる1〜2年前のことだったと思います。大阪出身の先生は私のことを「姫路のおばちゃん」(弱冠ハタチでしたが。笑)と呼んで、気さくに、でもとても熱心に教えてくださいました。 でも、みなさんご存知の通り、私はそのあと昔のフランスの楽器や奏法を研究するようになり、せっかく先生が教えてくださったH・P・シュミッツ氏から受け継がれたドイツの伝統から離れてしまったことを申し訳なく思っていました。 そんな中、モイーズモデルのフルートを持ち、奏法を考えている時に、ふと、 …
アレクセイ・リュビモフのコンサートへ。
今月上旬は久しぶりに東京へ行っていました。 そのいちばんの目的はこちら。 大好きな、大尊敬するピアニスト、アレクセイ・リュビモフさんのリサイタルを聴きに。 私がリュビモフさんの大ファンになったのは、こちらのCDがきっかけでした。 復元エラールでのベートーベン。 リュビモフさんの演奏は、この楽器だからこその魅力に溢れながらも、楽器がどうなんていうことはすっかり忘れさせてくれるくらいに全てを超越して、音楽が生き生きと表現されているところが大好きです。 私も古い楽器での演奏を研究していますが、こんな風に音楽ができたら!といつも憧れます。 そんな経緯でファンになったリュビモフさんだったので、私は楽器もレパートリーもどちらかというと古いもののイメージの方が強かったのですが、今回のコンサートで特に特に素晴らしいと感じたのがシルヴェストロフの作品でした。 コンサートの開催にあたっては色々とあったようですが、私はとにかくリュビモフさんの演奏するシルヴェストロフを生で聴かせていただけたということに感謝でいっぱいです。 なにやらこれからもリュビモフ&シルヴェストロフのコンサートが開催されそうな情報を耳にして‥次回もぜひ聴きに行きたいと思っています。 普段は田舎でのんびり暮らしているのが好きな私ですが、今回コンサートを聴いたり美術展に足を運んだりして、たくさんの素晴らしいアートに触れることのできる東京いう街に改めて感動しました。これからも時々行けるといいなぁ。 …