ここで何度も書いてきたような気がしますが、私は最初に基礎を習ったのがドイツ帰りの先生だった影響か、口腔はできるだけ広く、舌は垂直に立つくらいの位置で、しっかり子音を入れる、という奏法をベースにしていました。
けれど、フランスのオールドフルートに魅せられ演奏する中で、それではしっくりいかない感覚があり、ずっと、ひっそりと研究を続けてきました。
今日はとーっても長く、マニアックになりそうですが、よろしければお付き合い下さいっ!
私が、ルネ・ル・ロワに興味を持ち、その古い教本を手に入れたことは以前にも書きました。 …