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古い楽器が教えてくれること。
私が古い楽器に興味を持つようになったのは、100年ほど前に作られたフランスのフルートに出会ったことがきっかけでした。 現代の楽器にはない美しさを感じるその響きに魅せられ追いかけるようになったのですが、古い楽器と向き合っていく中で、色々なことに気づきました。 まず、モイーズモデルを吹くようになって知ったのは、楽器が想定している奏法でこそ、その真価が発揮されるということ。 …
H・P・シュミッツとフルトヴェングラー
私がH・P・シュミッツの本を再読するきっかけになったのは、その演奏をYouTubeで聴いたことでした。 昔のドイツスタイルで時代を感じるものでもあったのですが、その「時代」について改めて考えさせられました。 私は生徒さんにも「フルートの奏法は時代や国、流派などによって様々で、正解はない。だから自分が何を大切にしたいか、そのために何を選ぶのかを考えよう!」とよくお話しします。古い時代のものに触れる時には、現代の感覚で良い悪いと評するのではなく、その時代に生きた人々がどういう環境で何を目指したかを知ることによって、自分がこれからどのように演奏したいかを考えるヒントにしてほしいと私は常々思っています。 前回の記事でご紹介した「フルート奏者への実践的アドバイス」を読んでいて、H・P・シュミッツを知るためには、当時のドイツとオーケストラ、そしてフルトヴェングラーのことを抜きには語れないのではないかと感じたので、今日は資料を元にその足跡を辿ってみたいと思います。 …
「あがる」ということ〜H・P・シュミッツの著書より〜
最近、きっかけがあってH・P・シュミッツ関連の本を読み直しています。 以前の記事でも書いたとおり、私は学生時代にH・P・シュミッツの弟子である増永弘昭先生のレッスンを何度か受講させていただいたので、その時に先生が訳された本にも興味を持ち、勉強していました。久しぶりに開いてみると当時とはまた感じ方も違って、よりたくさんのことが胸に響き、考えさせられています。 H・P・シュミッツの著書では、「演奏の原理」と「バロック音楽の装飾法」が有名ではないかと思いますが、私が特に興味を持ったのが「フルート奏者への実践的アドバイス」という本。1987年から1995年まで季刊誌「ムラマツ」に掲載されたエッセイが元になっているそうで、H・P・シュミッツ氏の人となりや、昔のドイツとベルリンフィルの様子なども手に取るように伝わってきて、とても面白いです。 …
演奏に直結するソルフェージュを目指して。
ソルフェージュとは、西洋音楽の学習において楽譜を読むことを中心とした基礎訓練のこと。世界には楽譜のない音楽もたくさんあってそれもまた素晴らしいのですが、クラシック音楽を演奏する場合には「楽譜を読める」ということが大前提となります。 小さい頃からピアノを習っていた人などは当たり前にできることかも知れませんが、そうでなかった人には少々トレーニングが必要。今日はおもに、中学生ぐらいで吹奏楽などをきっかけにフルートを始め、楽譜を読むのがちょっと苦手な生徒さんに私が行っているレッスンをご紹介したいと思います! …